医師の皆様に対して、皆様自身が医師として有意義な人生を送っていただくための相談や勉強会、交流会、情報提供などを目的としたコミュニティです。

コンサルタントからのメッセージ

日野原重明先生のこと

2017年07月30日

医師専任キャリアコンサルタントの中村正志です。

 

日野原重明先生がお亡くなりになられました。

100歳を超えてからも現役医師であられ、医療界ではなく日本全体にその生き方はよく知られた存在だったと思います。

 

私は、日野原先生の講演を2回聞いたことがあります。

うち1回は医師向け、もう1回は同窓生向け(先生は関西学院中等部を卒業され、その関係で)でした。

 

先生の講演を初めて聞いた時の衝撃は忘れられません。

 

先生はすでに95歳を超えられていたと思いますが、とにかく睡眠時間を極力削って聖路加国際病院での日常業務と、講演の準備に追われ「今日も寝たのは朝4時」びっくり

とおっしゃられたこと。

そして今でも足がここまで上がるということでいきなり足を机に載せられたこと。足

 

そのパワフルさにまずはびっくりしました。

 

そしてそれ以上にびっくりしたのは、

 

講演で語られる言葉がものすごく平易で分かりやすいこと。

 

これって出来そうでできないんですよね。

政治家の発言なんか、無理に難解にしているとしか思えないし。。。

 

その時会場にいたのは基本的にすべてベテランの医師のみ。

 

自分が医師であり、しかも医師向けに話をするのであればいわゆる医師用語であったり、英語だったり、難解な言葉がつい出てしまいます。

 

それが全く出てこない。

 

私でも十分理解できるレベルなんです。

 

それでいて話の内容はものすごく深い。

 

聞いていた医師の方も講演が終わった後は皆ため息を漏らしていました。

 

とにかくスゴすぎて“もう何も言えね~”というのが本音のところです。

 

もう先生の話を2度と聞けないのは非常に寂しいですが、講演でお聞きした大切なことは胸にしっかりと刻んで、私も元気に人生を全うしたいなぁと思いました。

どこに住むのがリスクが低いか?

2017年07月25日

医師専任キャリアコンサルタントの中村正志です。

さて、本日のネタですが「どこに住むのがリスクが低いか?」ということにしました。

 

私は研修医の方によく求人市場についてはお話しします。

 

ご自身で何科に行きたいか、どのような医師になりたいか、はっきりとしたビジョンがある方にはそのなり方についてのアドバイスが中心になりますが、そのようなビジョンが固まっていない方には例えば内科やジェネラルな科目、介護に関連する科目(リハビリテーション科)などが今後活躍できる科目であることをお伝えしております。

 

その上ですが、どこに住むか???ということも私なりに気にするようになってきました。

 

最近東京においても先生がお住まいになられているエリアが、杉並や練馬、武蔵野市といったいわゆる人気エリアであるケースが増えているような気がします。

 

以前は(お金持ちの象徴である)都心かもしくは世田谷が多かったような。。。

 

お子様の教育や住宅環境を考えた場合、都心からはちょっと離れ、緑もある程度あり、街の雰囲気が良く、なんてことになるとそういったエリアになるんでしょうね。。。

 

で、そのように思われるのは皆共通。汗

 

自然と医師が人気エリアに集中するようになります。

 

ではそこで就職先、転職先を探そう、と行った時に結構困るようになってきました。

 

先生の条件に合うような求人が見つからない!!

 

急性期病院は縮小傾向だし、療養、回復期はもう少し郊外にあるし、超急性期だと大学病院などに入局しないといけないし。。。

 

5年くらいまでまではそれでも色々探すと出来てたんですが、ここ最近非常に厳しいです。

 

となった場合どうするかというと

・在宅やリハ医などのキャリアチェンジ

・希望の求人が出るまで待つ、もしくは転職しない

*女性の先生の場合女性

・遠距離通勤(埼玉や東京の郊外など)*男性の先生の場合店長

 

といった例が一般的です。

 

ただ街の雰囲気や価値というのは時代によって変わります。

 

最近田園調布などのお屋敷街は人気が低下していますし、吉祥寺もいつまで人気が持つか分からない。

 

医師が不足していて、求人が多いのは東京中心でいうと城東地区、郊外でいうと千葉や埼玉に近いところです。

 

都市からあまり離れると医師不足にはなるが、求人の全体数は減り、そのあたりは悩ましいのですが、そもそも仕事があって生活というのは成り立つものなので、そこは人気エリア、便利さだけに固守ぜず仕事を選べる地域ということも住宅エリアを選ぶ条件として重視していただければと思います。

 

CROってスゴイ!!

2017年07月20日

医師専任キャリアコンサルタントの中村正志です。

さて、本日のネタですが「CROってスゴイ!!!」ということにしました。

 

CROとは

開発業務受託機関。製薬会社の委託を受け、医療機関に依頼し臨床試験など医薬品の開発業務を実施する団体・企業。

(大辞林より)

のことです。

日本国内では、Q社やP社、C社が大手として認知されています。

我々が手掛けるマッチングは臨床中心なので、あまり製薬業界がらみの案件はやっていないのですが、もし先生方が希望される場合は製薬業界に強い提携会社と一緒に、マッチングのお手伝いをしております。

それで、製薬業界というと、いわゆる製薬会社をまず思い浮かべます。
グルーバルな企業も多く、本社はアメリカだったり、スイスやフランスだったりします。新薬を作るにはかなりの開発費が必要ですしそれ相応の規模が必要です。

そこからするとCROというのは医薬品の開発業務(=主に治験)を受託する立場。

言ってみれば製薬会社の下請け的な機能であります。

ところが、最近CROの機能がものすごく拡大しているとのこと。

いろんな会社から治験を請け負うことでのノウハウが蓄積されるんですね。いわば仕事を発注する製薬会社以上の知見を持ちうる。

そのため治験だけではなく、新薬の開発まで請け負うことがあるらしいです。

それってスゴイですよね。

製薬会社の基幹業務がいつの間にかCROにアウトソーシングされている。

そういうことで、今CROには仕事がかなり入ってきており、そこで必要な医師のニーズも大きくなっているということでした。

実際の臨床の場においても最近変化は激しいですが、医薬品の分野においてもこんな大きな動きがあることに ビックリしました。

医師も面談で落ちる!?

2017年07月15日

医師専任キャリアコンサルタントの中村正志です。

 

さて、本日のネタですが「医師も面談で落ちる!?」ということにしました。

 

ある求人サイトの運営者からお聞きした話です。

 

ここ最近ではありますが、

 

医師が面談に行き『そこで落ちてしまう(=ご縁ができない)』ということが増えているびっくり

 

ということが話題になりました。

 

今までだと医師が面談に行けば、大体内定が出るという状態が続いていました。

 

ざっくりいうと8割くらいでしょうか。。。

 

ですので、複数の医療施設へ面談にお連れすると、そこで決まるということが予測できたんです。

 

ただ、最近は受かると思っていた施設からNGの返事が来るということも徐々にではありますが増えてきています。

 

私も先日ある先生をお連れして面談をしましたが、落ちてしまいました。

長年この業界でやっていて、“この先生なら間違いない”と思っていた先生がそういうことになったので、びっくりした次第です。

 

おそらく地方においてはまだ状況は変わっていないと思うのですが、やはり東京およびその近郊ではその傾向が強くなっています。

 

特に人気エリア、医師数が多い科目で面談を受ける先生はしっかりと準備をされた方がいいかもしれません。

 

また弊社としても求人のニーズや先生の希望をしっかりと把握し、また求人市場についても先生にご理解をいただいた上で、マッチングを進めていきたいと思っています。

相談が1回では終わらない

2017年07月10日

医師専任キャリアコンサルタントの中村正志です。

さて、本日のネタですが「相談が1回では終わらない」ということにしました。

日ごろ先生からの転職相談、キャリア相談をよく受けておりますが

 

最近感じるのは、

 

初回だけの面談では解決しないということ。(-。-;)

 

なので、1度相談を受けた先生から再度お問合せをいただくことが多いです。

 

私としてはとてもありがたいことなのですが、同時になぜ?という疑問を持っていました。

 

なぜ1回の面談で方向性が決まらないのか?

 

私の仮説ですが、いくつかの選択肢において決定的なデメリットが少なくなってきたのではないかということがあります。

 

以前は医局に残り続けるということが大きなデメリット(≒メリットが少ない)でありました。

 

ただ待遇の改善や魅力的なポストの用意、女性の先生であれば時短勤務の承認など、以前に比べて医局も働きやすくなっているように感じます。

 

これは病院にいても同じ。

 

つまり今の職場にはずっといたくないけれども、今すぐに変わるほどのデメリットはなく、またそれ以上の職場というのもなかなか選べない

 

というのが相談を受ける先生方の本音のような気がします。

 

そのためすぐに決断出来ない。

 

別にこれは悪い事とは思いません。

転職や退局だけが正解ではないからです。

 

ただ、そのままズルズルと目標やビジョンもなく今の職場に居続けるのがいいかというとそうではないことも多い。

 

そういう時って第3者からの積極的なアドバイスや介入も重要だと思うんですよね。

 

もちろんいい加減な介入はダメですが、プロの視点で判断し、先生のお考えを尊重した上で、動いた場合がいいと判断した場合は具体的な求人を絡めて転職・退局のアドバイスをさせていただきます。

 

私の経験上、その方が相談者の満足度も高いと感じます。

 

迷って迷って、頭の中で堂々巡りをしている先生はぜひ私にご相談ください!!

キレたエリート議員についてのキャリアカウンセラーの見解

2017年07月05日

医師専任キャリアコンサルタントの中村正志です。

 

さて、本日のネタですが、

「キレたエリート議員についてのキャリアカウンセラーの見解」

ということにしました。

 

少し前になりますが、豊田真由子議員が政策秘書に暴言を吐いたとされるニュースがありました。

 

ネタとしては面白いニュースであり、ものすごい勢いで報道がされていましたね。そこまで騒がなくてもと個人的には思いましたが。。。にやり

 

現職の政治家ということについては不適切なものですが、それ以上に豊田議員のこれまでのキャリアにも焦点が向けられていました。

 

いわゆるエリート街道というもの。

 

有名高校⇒東大⇒官僚⇒留学FE聖戦の系譜 エリート

 

で、そういった超エリートのキャリアの方がどうしてこんなにキレるのかという分析について、 朝生容子さんというキャリアカウンセラーの方が持論を述べられています。

 

http://blogos.com/article/231408/

 

結局、この方は政治家になって世の中をよくしたいという想いよりも、政治家としての肩書とそのキャリアに興味があっただけなのではないか。

 

つまり外的キャリアを求めることだけに熱心になっていた。

 

それゆえそのキャリアを揺るがす(=選挙に落ちる)ことにはものすごく敏感で、支持者へのミスというのは考えられなかった。

 

そうなると政治家の資質はないと言っても仕方がないですね。

 

この見解を読んでちょっと思ったのが、医師になる(を目指す)方のこと。

 

やはり医師になるという外的キャリアだけに捉われると、正解さがしだけに固守し、またミスを過剰に恐れるということにもなりかねない。

 

まぁ政治家に比べて医師は職域が広いですし、いろんな活躍の場があるので、自分を知りつつ、その適性を探ることである程度自分に合った仕事をすることは出来ると思います。

 

話題のニュースからそんなことを感じました。

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