医師の皆様に対して、皆様自身が医師として有意義な人生を送っていただくための相談や勉強会、交流会、情報提供などを目的としたコミュニティです。

コンサルタントからのメッセージ

サラリーマンが出来ないから医師?

2014年12月01日

医師のキャリアコンサルタント、中村正志です。

今回のメッセージですが「サラリーマンが出来ないから医師?」ということにしました。
ある雑誌に書かれていた記事を見て感じたことになります。

ここ最近、医学部人気が相当なことになっており、子供を医学部に入学させたい保護者も増えているようです。

「医学部に入る」的な本は売れているようですし、どうすれば医師になれるかという情報も多く出回っています。そんな過熱気味の医学部受験ですが、自分の子供に医師を目指させる親の言葉でびっくりしたものがありました。

それは

あなたには、サラリーマンが無理だから医師になった方がよい」(゚ー゚;

というもの。私が直接耳にした訳ではないですが、確かにそのようなことを言っているご家庭があってもおかしくないと思っています。

もちろんこれは良い意味で使われることもあるでしょう。

非常に独自性があり、素晴らしく勉強が出来るお子様で、将来は優秀な研究者になるような方

であればサラリーマン(今はビジネスパーソンというのが一般的だが。。。)は無理かもしれない。
(組織に埋もれてしまって能力が発揮できないとか。。。)

ただ、想像しうるパターンとしては、

裕福な家庭であり、子供にはわがままをさせてしまっているゆえ、一般の厳しい社会の中で上司に怒られながら、生きていくのが厳しいのではないか

という親のイメージのような気がします。

σ(^_^;)

とはいえですね、医師と言っても勤務医はサラリーマン(=給与をもらうという意味)ですし、最低でも3~5年の研修期間は素直に学ぶ姿勢が必要。

上司の指示には従わないといけないですし、時間や約束は守らないといけない。社会人としては医師も他の職業も変わりません。

医師は立派な職業で裁量権もあるゆえに、確かに一般のサラリーマンと比べると組織からの縛りは少ないかもしれない。ただ基本的な社会人としての振る舞いは必要だし、責任は大きいことも親は十分理解した上で、ご子息の進路決定をサポートしてもらいたいなと思います。

WLBを保つためには、それなりの努力と工夫がいる

2014年11月30日

医師のキャリアコンサルタント、中村正志です。

さて今回のメッセージですが「WLBを保つためには、それなりの努力と工夫がいる」としました。ネタ元はあったのですが、それが何かは忘れてしまいました。(・・;)

WLB(=ワークライフバランス)はこのブログでもよくネタにしておりますが、制度ではないんですよね。企業側はもちろん働く側の意識や行動で、プライ ベートと仕事のバランスを取ろうというものです。企業側が定時を決めて早く帰ってもらっても、それで社員の生産性やモチベーションが下がれば、企業活動と しては意味がなくなります。WLBという考えを社内で浸透していくためには時間内で何をどれくらいやるのかという質がとても重要になってきます。そのため には社員自身の意識も必要。

私のメモでは、

定時で仕事を終えるためには、スケジューリングとそれを実行する力が必要

と書いてあります。

その通りですよね。

逆にいうとそれが出来ない方は、基本的にWLBを主張してはならないと思います。えっ・・・

私も残業が嫌いなので、仕事がたまっている時は早朝に来て、1日のスケジュールをパパっと立てて、昼間の休憩もあまり取らずに仕事に没頭します。

だーーーっと集中して、その後に好きなことをやるととてもすっきりします。
これからも基本的にそのスタイルで仕事はしていこうと思っています。

ただ先生方との打ち合わせ喫茶店や飲み会ビールは別ですが。。。(^o^;)

医学部は目指したが。。。

2014年11月15日

医師のキャリアコンサルタント、中村正志です。

さて、今回のメッセージは「医学部は目指したが・・・」ということにしました。
弊社のように医師の人材紹介をやっていると、昔医学部の受験をされた方に時々出会います。
それで夢かなわず、一般の大学⇒一般の企業と進まれ今に至っている。

医学部を目指されるくらいなので、基本的には頭が良い方が多いです。
ですので、大学もそこそこ以上のところに入学されているのですが、ただ多くの場合ストレートではないんですね。入学までに何年か浪人していたり、大学在学中も医学部編入などの用意のために留年されたり。

何年かかっても医学部に入学できればよいですが、ダメだった場合はかなりのリスクともなり得ます。

医学部を目指しての多浪はまだ自然ですが、一般の大学であればナゼ?ということになりますし、当然同級生からは遅れることになる。

就職についても浪人、留年というのはマイナスに評価されてもプラスに評価されることは少ない。

医学部については受かる人よりは落ちる人の方が圧倒的に多い。現実を直視し医学部を目指す期間というのはあらかじめ限定しておいた方が良いかもしれません。

医学生のキャリア教育状況

2014年11月01日

医師のキャリアコンサルタント、中村正志です。

さて、今回のメッセージですが「医学生のキャリア教育状況」ということにしました。
5年ほど前に、キャリア選択で迷う医師があまりにも多いことを知り、医学生などの早いうちからキャリア教育が必要であると感じていたのですが、最近はどの医学部も少しキャリア教育に力を入れ始めているようです。

医師のキャリア形成に関連する医学部教育の実態調査↓
http://www.ajmc.jp/pdf/jyoseiishi-25.pdf

上記の調査は全国の医学部に向けて医学部長病院長会議がアンケートをとったものですが、2013年の段階でカリキュラムに

「キャリア教育」を組み込んでいる大学は53%。ほとんどが必修科目として1学年に組み込まれており、高学年になるに従い短くなっている。全学年合計の平均授業時間数は国立22.8時間、公立40.0時間、私立47.5時間であった。

となっています。そこそこやっておられるんですね。

5年前の段階では複数の医学生に聞いても、ほとんど受けたことがないという回答でしたが、確かに最近は受けたことがあるという医学生が増えているような気がします。

一般の大学に比べるとかなり遅いですが、医学部卒業後は自由にキャリア選択が出来る状況であることからこのような教育は必要ですね。

ただし、就職先としての医学部を持つ大学がどこまで質の良いキャリア教育が出来るのかというのは、疑問が残ります。もちろん素晴らしいカリキュラムを持っている大学もあると思いますが。。。

このようなアンケート結果も踏まえながら、今後も医学生の方のキャリア意識は我々も色々調べていきたいと思っています。

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