医師の皆様に対して、皆様自身が医師として有意義な人生を送っていただくための相談や勉強会、交流会、情報提供などを目的としたコミュニティです。

コンサルタントからのメッセージ

医療機関の事務方の異動

2017年08月20日

医師専任キャリアコンサルタントの中村正志です。

さて、本日のネタですが「医療機関の事務方の異動」ということにしました。

 

なんだか最近、我々がお付き合いしている医療機関の事務長やその部下の方、採用担当の方などの異動や退職をよく耳にします。

 

理由は特にお聞きしていないのですが、なんだかざわついているような気がします。。。

 

医療機関(特に大きな法人ほど)に事務系として入職した方はこれまであまりそういう動きは少なかったように思います。

 

病院グループ内での転勤などはあったとしても、事務系が違う部署に配属されることはあまりない(基本的に職種ごとのプロ集団なので)ですし、転職するにしても同じ職種の求人ってあまり出なかったからです。

 

しかしながら最近病院機能の転換や拡大(縮小)、医療周辺産業の拡大などで、事務系の方の流動化が増えている気がするんですよね。

 

医療費が膨大しそれを抑制する動きの中で病院は変わらざるを得なくなっていますし、同時にその膨張した医療費をめぐって色々な産業が流入してきています。

 

そのせめぎ合いの中で、働く人も変化を求められているのかもしれません。

 

総合診療か家庭医か総合内科か?

2017年08月10日

医師専任キャリアコンサルタントの中村正志です。

 

本日のネタですが、総合診療か家庭医か総合内科か(救急科か)?

 

ということにしました。

 

日ごろ医学生や研修医の方のキャリア相談を多く受けていますが、将来の診療科選択においては、上記のようなジェネラルな科を検討の1つとして挙げられる方が増えています。

 

相談の中では

 

上記3つの科目の中でどれか一つを選ぶ、ということがその主題になったりするんですが、最近それを1つに選ぶのは難しいなぁと感じております。

 

ある程度の線引きは出来ますがそもそも3つを完全に引き離して考えることは無理ですよね。

 

また事を難しくしているのが、それぞれの後期研修のプログラムの内容が、3つの科目をまたいでいるということ。

 

例えば総合診療のコースに在宅診療があったり、家庭医のコースに病院での研修があったり。。。あと救急の研修を重視するものもあります。

 

そうなると〇〇科と限定することは難しくなるんですね。

 

要は自分がどういう医者になりたいか、どういう患者をどういう場面で見たいかというビジョンを決め、科目というよりはその病院のプログラムで決めるといったものが現実的なような気がします。

 

ジェネラリストの中でどういう医師になりたいのか、まだぼんやりしている方がいらっしゃればぜひお問合せいただければと思います。

 

ヘッドハント案件には気を付けて

2017年08月05日

医師専任キャリアコンサルタントの中村正志です。

さて、本日のネタですが「ヘッドハント案件には気を付けて」ということにしました。

 

ヘッドハントと聞くとどんなイメージを皆さま持たれますか?

 

格好いいかキメもしくはちょっと恐いあせ

 

というようなイメージを持たれるのではないでしょうか?

(私はそんな印象を持っています)

 

自分に声がかかるのは嬉しいことだけど、その案件ってどんなものなのという疑問が湧いたりします。

 

そもそもヘッドハントということにはっきりとした定義づけはないのですが、基本的に公開されていない求人で、その条件的なものよりポストが重要になり、そしてヘッドハンターや求人の担当者からいきなり連絡が来るという感じですかね。

反対に転職エージェントは求職者が登録していただいてそれから希望に応じて求人を探していくといった流れになります。

 

一般人材で上場企業の部長、事業部長、役員クラスになると、それはもうものすごい引き抜きになります。ヘッドハンターはターゲットとなる方の過去や人脈を徹底的に調べますし、その上で声をかけます。

 

ただ医師のヘッドハントなんて正直なところ、そこまで大そうなものはありません。求人となるクライアントから近い病院でターゲットとなる科目の先生に手紙攻撃をしたり電話攻撃をしたりします。もはやテレアポといった感じです。

 

なので該当者の先生のことを全く知らないことも多々あります。

(ネット上の情報のみ)

 

それで医師のヘッドハントの案件には大きく2つの特徴があると思います。

 

それは立地(地方が多い)と役職(部長職以上)

 

立地的なところでいくと東京から離れた、長野、栃木、群馬など

役職的なところでいくと診療部長、副院長、院長(クリニックの場合)など

 

そもそも東京、もしくはその郊外で普通の医長、医員であれば転職支援会社に頼むのが一番スムーズです。立地的な難しさや役職的な難しさがあることからターゲットを決め打ちしてなんとか採用したいというのがヘッドハントを使う理由です。

 

そうなると、医師からするとなかなかリスクの高い求人になりえます。

 

今住んでいる場所から転居が必要だったり、経営陣に入るという決断を下さないといけなかったり。。。

 

採用条件はいいかもしれませんが、もし結果が残せなければクビになる可能性も高いです(役職がついていたらなおさらですね)。

 

ヘッドハントを受けている先生に話を聞くと、私の目からはちょっとなぁ???というモノが結構多いんです。

 

これをお読みになられている先生で、「こんなところからお声がかかったんだけど、どう?」といった質問も受け付けています。

 

該当の医療機関について詳しくお答えは出来ないかもしれませんが、判断するコツはお伝えできるのではないかと思います。

日野原重明先生のこと

2017年07月30日

医師専任キャリアコンサルタントの中村正志です。

 

日野原重明先生がお亡くなりになられました。

100歳を超えてからも現役医師であられ、医療界ではなく日本全体にその生き方はよく知られた存在だったと思います。

 

私は、日野原先生の講演を2回聞いたことがあります。

うち1回は医師向け、もう1回は同窓生向け(先生は関西学院中等部を卒業され、その関係で)でした。

 

先生の講演を初めて聞いた時の衝撃は忘れられません。

 

先生はすでに95歳を超えられていたと思いますが、とにかく睡眠時間を極力削って聖路加国際病院での日常業務と、講演の準備に追われ「今日も寝たのは朝4時」びっくり

とおっしゃられたこと。

そして今でも足がここまで上がるということでいきなり足を机に載せられたこと。足

 

そのパワフルさにまずはびっくりしました。

 

そしてそれ以上にびっくりしたのは、

 

講演で語られる言葉がものすごく平易で分かりやすいこと。

 

これって出来そうでできないんですよね。

政治家の発言なんか、無理に難解にしているとしか思えないし。。。

 

その時会場にいたのは基本的にすべてベテランの医師のみ。

 

自分が医師であり、しかも医師向けに話をするのであればいわゆる医師用語であったり、英語だったり、難解な言葉がつい出てしまいます。

 

それが全く出てこない。

 

私でも十分理解できるレベルなんです。

 

それでいて話の内容はものすごく深い。

 

聞いていた医師の方も講演が終わった後は皆ため息を漏らしていました。

 

とにかくスゴすぎて“もう何も言えね~”というのが本音のところです。

 

もう先生の話を2度と聞けないのは非常に寂しいですが、講演でお聞きした大切なことは胸にしっかりと刻んで、私も元気に人生を全うしたいなぁと思いました。

どこに住むのがリスクが低いか?

2017年07月25日

医師専任キャリアコンサルタントの中村正志です。

さて、本日のネタですが「どこに住むのがリスクが低いか?」ということにしました。

 

私は研修医の方によく求人市場についてはお話しします。

 

ご自身で何科に行きたいか、どのような医師になりたいか、はっきりとしたビジョンがある方にはそのなり方についてのアドバイスが中心になりますが、そのようなビジョンが固まっていない方には例えば内科やジェネラルな科目、介護に関連する科目(リハビリテーション科)などが今後活躍できる科目であることをお伝えしております。

 

その上ですが、どこに住むか???ということも私なりに気にするようになってきました。

 

最近東京においても先生がお住まいになられているエリアが、杉並や練馬、武蔵野市といったいわゆる人気エリアであるケースが増えているような気がします。

 

以前は(お金持ちの象徴である)都心かもしくは世田谷が多かったような。。。

 

お子様の教育や住宅環境を考えた場合、都心からはちょっと離れ、緑もある程度あり、街の雰囲気が良く、なんてことになるとそういったエリアになるんでしょうね。。。

 

で、そのように思われるのは皆共通。汗

 

自然と医師が人気エリアに集中するようになります。

 

ではそこで就職先、転職先を探そう、と行った時に結構困るようになってきました。

 

先生の条件に合うような求人が見つからない!!

 

急性期病院は縮小傾向だし、療養、回復期はもう少し郊外にあるし、超急性期だと大学病院などに入局しないといけないし。。。

 

5年くらいまでまではそれでも色々探すと出来てたんですが、ここ最近非常に厳しいです。

 

となった場合どうするかというと

・在宅やリハ医などのキャリアチェンジ

・希望の求人が出るまで待つ、もしくは転職しない

*女性の先生の場合女性

・遠距離通勤(埼玉や東京の郊外など)*男性の先生の場合店長

 

といった例が一般的です。

 

ただ街の雰囲気や価値というのは時代によって変わります。

 

最近田園調布などのお屋敷街は人気が低下していますし、吉祥寺もいつまで人気が持つか分からない。

 

医師が不足していて、求人が多いのは東京中心でいうと城東地区、郊外でいうと千葉や埼玉に近いところです。

 

都市からあまり離れると医師不足にはなるが、求人の全体数は減り、そのあたりは悩ましいのですが、そもそも仕事があって生活というのは成り立つものなので、そこは人気エリア、便利さだけに固守ぜず仕事を選べる地域ということも住宅エリアを選ぶ条件として重視していただければと思います。

 

CROってスゴイ!!

2017年07月20日

医師専任キャリアコンサルタントの中村正志です。

さて、本日のネタですが「CROってスゴイ!!!」ということにしました。

 

CROとは

開発業務受託機関。製薬会社の委託を受け、医療機関に依頼し臨床試験など医薬品の開発業務を実施する団体・企業。

(大辞林より)

のことです。

日本国内では、Q社やP社、C社が大手として認知されています。

我々が手掛けるマッチングは臨床中心なので、あまり製薬業界がらみの案件はやっていないのですが、もし先生方が希望される場合は製薬業界に強い提携会社と一緒に、マッチングのお手伝いをしております。

それで、製薬業界というと、いわゆる製薬会社をまず思い浮かべます。
グルーバルな企業も多く、本社はアメリカだったり、スイスやフランスだったりします。新薬を作るにはかなりの開発費が必要ですしそれ相応の規模が必要です。

そこからするとCROというのは医薬品の開発業務(=主に治験)を受託する立場。

言ってみれば製薬会社の下請け的な機能であります。

ところが、最近CROの機能がものすごく拡大しているとのこと。

いろんな会社から治験を請け負うことでのノウハウが蓄積されるんですね。いわば仕事を発注する製薬会社以上の知見を持ちうる。

そのため治験だけではなく、新薬の開発まで請け負うことがあるらしいです。

それってスゴイですよね。

製薬会社の基幹業務がいつの間にかCROにアウトソーシングされている。

そういうことで、今CROには仕事がかなり入ってきており、そこで必要な医師のニーズも大きくなっているということでした。

実際の臨床の場においても最近変化は激しいですが、医薬品の分野においてもこんな大きな動きがあることに ビックリしました。

医師も面談で落ちる!?

2017年07月15日

医師専任キャリアコンサルタントの中村正志です。

 

さて、本日のネタですが「医師も面談で落ちる!?」ということにしました。

 

ある求人サイトの運営者からお聞きした話です。

 

ここ最近ではありますが、

 

医師が面談に行き『そこで落ちてしまう(=ご縁ができない)』ということが増えているびっくり

 

ということが話題になりました。

 

今までだと医師が面談に行けば、大体内定が出るという状態が続いていました。

 

ざっくりいうと8割くらいでしょうか。。。

 

ですので、複数の医療施設へ面談にお連れすると、そこで決まるということが予測できたんです。

 

ただ、最近は受かると思っていた施設からNGの返事が来るということも徐々にではありますが増えてきています。

 

私も先日ある先生をお連れして面談をしましたが、落ちてしまいました。

長年この業界でやっていて、“この先生なら間違いない”と思っていた先生がそういうことになったので、びっくりした次第です。

 

おそらく地方においてはまだ状況は変わっていないと思うのですが、やはり東京およびその近郊ではその傾向が強くなっています。

 

特に人気エリア、医師数が多い科目で面談を受ける先生はしっかりと準備をされた方がいいかもしれません。

 

また弊社としても求人のニーズや先生の希望をしっかりと把握し、また求人市場についても先生にご理解をいただいた上で、マッチングを進めていきたいと思っています。

相談が1回では終わらない

2017年07月10日

医師専任キャリアコンサルタントの中村正志です。

さて、本日のネタですが「相談が1回では終わらない」ということにしました。

日ごろ先生からの転職相談、キャリア相談をよく受けておりますが

 

最近感じるのは、

 

初回だけの面談では解決しないということ。(-。-;)

 

なので、1度相談を受けた先生から再度お問合せをいただくことが多いです。

 

私としてはとてもありがたいことなのですが、同時になぜ?という疑問を持っていました。

 

なぜ1回の面談で方向性が決まらないのか?

 

私の仮説ですが、いくつかの選択肢において決定的なデメリットが少なくなってきたのではないかということがあります。

 

以前は医局に残り続けるということが大きなデメリット(≒メリットが少ない)でありました。

 

ただ待遇の改善や魅力的なポストの用意、女性の先生であれば時短勤務の承認など、以前に比べて医局も働きやすくなっているように感じます。

 

これは病院にいても同じ。

 

つまり今の職場にはずっといたくないけれども、今すぐに変わるほどのデメリットはなく、またそれ以上の職場というのもなかなか選べない

 

というのが相談を受ける先生方の本音のような気がします。

 

そのためすぐに決断出来ない。

 

別にこれは悪い事とは思いません。

転職や退局だけが正解ではないからです。

 

ただ、そのままズルズルと目標やビジョンもなく今の職場に居続けるのがいいかというとそうではないことも多い。

 

そういう時って第3者からの積極的なアドバイスや介入も重要だと思うんですよね。

 

もちろんいい加減な介入はダメですが、プロの視点で判断し、先生のお考えを尊重した上で、動いた場合がいいと判断した場合は具体的な求人を絡めて転職・退局のアドバイスをさせていただきます。

 

私の経験上、その方が相談者の満足度も高いと感じます。

 

迷って迷って、頭の中で堂々巡りをしている先生はぜひ私にご相談ください!!

キレたエリート議員についてのキャリアカウンセラーの見解

2017年07月05日

医師専任キャリアコンサルタントの中村正志です。

 

さて、本日のネタですが、

「キレたエリート議員についてのキャリアカウンセラーの見解」

ということにしました。

 

少し前になりますが、豊田真由子議員が政策秘書に暴言を吐いたとされるニュースがありました。

 

ネタとしては面白いニュースであり、ものすごい勢いで報道がされていましたね。そこまで騒がなくてもと個人的には思いましたが。。。にやり

 

現職の政治家ということについては不適切なものですが、それ以上に豊田議員のこれまでのキャリアにも焦点が向けられていました。

 

いわゆるエリート街道というもの。

 

有名高校⇒東大⇒官僚⇒留学FE聖戦の系譜 エリート

 

で、そういった超エリートのキャリアの方がどうしてこんなにキレるのかという分析について、 朝生容子さんというキャリアカウンセラーの方が持論を述べられています。

 

http://blogos.com/article/231408/

 

結局、この方は政治家になって世の中をよくしたいという想いよりも、政治家としての肩書とそのキャリアに興味があっただけなのではないか。

 

つまり外的キャリアを求めることだけに熱心になっていた。

 

それゆえそのキャリアを揺るがす(=選挙に落ちる)ことにはものすごく敏感で、支持者へのミスというのは考えられなかった。

 

そうなると政治家の資質はないと言っても仕方がないですね。

 

この見解を読んでちょっと思ったのが、医師になる(を目指す)方のこと。

 

やはり医師になるという外的キャリアだけに捉われると、正解さがしだけに固守し、またミスを過剰に恐れるということにもなりかねない。

 

まぁ政治家に比べて医師は職域が広いですし、いろんな活躍の場があるので、自分を知りつつ、その適性を探ることである程度自分に合った仕事をすることは出来ると思います。

 

話題のニュースからそんなことを感じました。

相談件数の増加

2017年06月30日

医師専任キャリアコンサルタントの中村正志です。

 

昨日は結構な量の雨が降りましたが、今日は日差しが強くなっていますね。。。

 

さて、本日のネタですが「相談件数の増加」ということにしました。

 

先月くらいから、キャリア相談、転職相談の件数が増えています。

 

・今医局にいるがいつまでいたらいいか?(・・;)

・専門医は取得したが今後の目標が定まらない(:_;)

・今いる施設でやりがいが見いだせない(ノ_-。)

 

なんというか切羽詰まったものはないのですが、いろんな選択肢を見比べて、どれがいいか決めかねている、そんな印象です。

 

今は医局もある程度働きやすい環境作りをしていたりしますし、反対に民間病院も条件はいいが経営的に?というところもあり、なかなか“正解”を判断できないんですよね。

 

もちろん答えはない訳なので、迷ったら行動することしかないと思います。

 

弊社では今すぐという訳ではなくても、病院見学などをアレンジしたりしています。

 

行動することによって選択を狭め、自分の方向性を決めていく。

もちろん自分の軸も必要ではありますが、そんなスタンスも大切だと思います。

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