医師の皆様に対して、皆様自身が医師として有意義な人生を送っていただくための相談や勉強会、交流会、情報提供などを目的としたコミュニティです。

コンサルタントからのメッセージ

来年、後期研修を受ける方は大変!?

2016年09月16日

医師のキャリアコンサルタント、中村正志です。

さて、本日のネタですが「来年、後期研修を受ける方は大変!?」ということにしました。

 

ご存じのとおり、新専門医制度は再来年からの実施となり、研修病院もその一度作成した研修プログラムを再提出しないといけなかったりして、現場ではまだ混乱が続いています。

 

そんな中現在初期研修2年目の方は来年度旧制度(=現状)のプログラムで入職するものの、研修病院としては来年から新制度のプログラムに移行しなければなりません。

 

プログラムの大まかな内容と現場での研修内容が、旧と新ではどれくらい異なるかはわかりませんが、間違いなく今の研修医の方は振り回されているように見受けられます。

 

ご自身の進みたい診療科がはっきりしている方は特に問題ないですが問題は自分の将来がまだぼんやりされている方。特定の診療科や病院に入職した後のビジョンが見えないとそこで余計に迷ってしまいます。

 

研修病院の方向性がまだ分からないとなると、キャリアの相談を受ける我々もそれを後押ししづらくなりますし、正直アドバイスも難しいです。

 

そうはいっても、初期研修2年目の方はそろそろ診療科も病院も決めなけれななりません。

 

我々が答えを出す訳ではないですが、何かしらの気づき、きっかけを作れるご支援はしておりますので、まだ診療科選択や病院選択でお悩みの方はぜひご相談ください。

メンタルブロックを解く

2016年09月05日

医師のキャリアコンサルタント、中村正志です。

さて、本日のネタですが「メンタルブロックを解く」ということにしました。

メンタルブロックとは。。。

 

古い常識や思い込みに心が縛られて、思考が停止した状態

 

ということです(キャリアノートで会社を辞めても一生困らない人になる/野津卓也 東洋経済新報社 参照)

 

キャリア形成の際に古い常識に捉われている人は多いです。

例えば

・いい大学を卒業したから大企業のいい(とされている)会社に行くのが常識

・不景気だから公務員に行くのが安定

・先行きが不透明だから資格取得するのが優先

 

すべてが間違いではなく、それで立派なキャリアが作れる場合もありますが、逆にその常識に縛られすぎると、どこかでその歪みが出てきます。

 

医学生のキャリア相談を受けると、例えば誰でも知っているようなブランド病院ばかり受ける方や、ご自身が属しているクラブの先輩がみな〇〇科に行くから私も。。。みたいな方にお会いします。

 

医学界はまだまだ古い慣習に習っているところもあるのでこういったことはあるあるだと思います。

 

ただ重要なキャリア選択の際には、そういった流れの外にいる方の意見を聞くことも重要です。自分の考えが甘かったり世間の基準からはずれていることもありますので。。。

 

少なくとも多様な視点を踏まえてキャリアを選択するのは大切なことです。

 

今、医学生や研修医の方からのキャリア相談が増えています。

 

視点を変えて自分の将来を考えたい場合はぜひお問合せください。

開業のイメージはどこで開業するか?も重要

2016年09月01日

医師のキャリアコンサルタント、中村正志です。

さて、開業ネタが続いておりますが昨日も開業相談を行ってきたので、そこからのネタです。

相談をされたのは私と長いおつきあいのある先生。

開業はずっとイメージとしてあったが、より具体的に考えたいということで相談を受けました。

 

それで我々が話題にしたのは、

 

どこで開業したいか?

 

ということ。

 

一般的な患者ニーズからすると、郊外もしくは地方の方が競争相手も少ないので失敗がしづらい。ただし診療科目は広く取らないと患者を安定的に集めるのは難しい。

一方、都会での開業となると専門性が重要になり、特化をすることで診療圏を広く取ることができる。

 

先生の科目はマイナー科ということもあり、立地選定はすごく重要です。

 

そしてその決定により開業するまでのキャリア形成の仕方も変わってきます。

 

取り合えず次の課題としては、自分は何をやりたいか?そのためにはどこで開業するのが適当か?ということを考えていただくことにしました。

 

今後もその先生のフォローはさせていただく予定です。

人材ビジネス会社出身の方が採用担当になると。。。

2016年08月17日

医師のキャリアコンサルタント、中村正志です。

先日ある医療法人の採用担当の方と食事をして思ったことになります。

その方は、人材ビジネス会社を経て医療法人に転職をされたという経歴です。
私は所属されている医療法人様とはもう長い付き合いですが、長らく情報の共有というかいい形でのマッチングができないでいました。

よい求人様だと思うのに、なんだか詳しいことが分からないといった感じ。。。(。>0<。)

そうなると先生方にも自信をもっておすすめ出来ないんですね。

それが、採用の担当者が変わったところ医療法人様の情報公開や求める人物像がクリアになり、我々からの質問についての応答がすごく早くなった。我々としてはとても付き合いやすくなったんです。

もともと良い求人様だったので、これは我々としても一押ししたい案件となり、今積極的に先生に紹介をしています。

人材ビジネスをやっていた方というのは、求職者の生の声を聞いていますし、エージェントとして求人側と求職者側の間での交渉にもあたっていたので、採用のポイントみたいなものがよくご理解されています。

食事会の中ではより詳しく情報交換をさせていただき、雑談を含めて意気投合したので今後もよいマッチングが作れそうです。
とても楽しい夜となりました。夜景

分院展開は難しい

2016年08月10日

医師のキャリアコンサルタント、中村正志です。

先日あるクリニックにお伺いし分院での院長募集についてお伺いをしました。
そのクリニック様は院長先生の診療技術や人柄もあり、患者さんはかなり多い施設です。
それで分院の開設に踏み切ったのですが、なかなか良い先生に巡り合わないということ。

いわゆる一人開業でその後医療法人となり、そして分院という展開となる場合、分院長の採用に苦労される先生(=理事長)は多いです。

なかなか理事長の方向性と分院長の方向性を合わすのが難しいんですね。
分院長とはいえ経営陣の中に入る訳ですので、単なる転職とは言えない。

我々がいただく求人でも分院長のものはありますが、興味を持たれた方には条件以上に理事長やその法人の考え方に合うかを見定めていく必要があると思います。

キャリア論をまとめる

2016年08月03日

医師のキャリアコンサルタント、中村正志です。

さて、今回のネタですが、「キャリア論をまとめる」ということにしました。
今、ある会社さんから医師向けのキャリア論を書いてほしいというご依頼があります。

私がこれまでもっとも書きたいテーマだったのでとてもうれしい限りなんですが、
(医師の給与事情とか、アルバイトのこととか、結婚事情とかはウケ狙いでそれほど書きたいテーマではない。。。)

ただ、キャリア論といっても、色んな学者が語っておられるし、それこそ時代によってそのロジックも変わってきます。また一般の社会人と違って医師についてはある程度話をアレンジする必要がある。

ちょっと深く考えすぎかもしれませんが、パソコンを打つ手が止まっています。

ものすごく広がりがあるテーマなので、どこかでエイヤッとトピックを絞らないといけないですよね。
ただそれが絞りきれない。。。

自分で言うのもなんですが、キャリアの引出しを多く作りすぎた感があります。

ただ今日の午前中は集中してなんとか仮説が出来てきたのでこの調子で、医師の方に分かりやすいキャリア論を提供できるようにしたいと思います。

出戻りの交渉

2016年07月25日

医師のキャリアコンサルタント、中村正志です。

さて、今回のネタですが「出戻りの交渉」ということにしました。

今会社でいくつか進めている案件についてです。
出戻りとは、過去にご縁があり一度勤務したことがある方が再度同じ会社で働くこと。

一般の企業ではそれほど特別なことではなくなってきています。

個人の事情として
・ライフイベント(結婚や出産)
・他に目指す目標ができた
・会社の方向性と合わない
・・・

などの理由で退職をしてしまった。

事情はそれぞれで、個人も会社も日々その状況というのは変化するので、会社の方向性と個人のやりたい方向性が常に合っているなんてことはありません。そのため退職(≒転職)という決断にいたることもある。
ただその後の状況の変化でまたその方向が合う時が来たりするんですよね。

で、出戻りの場合は個人についても会社についても相手のことをある程度は把握している。
その上でもし両者のニーズや方向性が合うのであれば、〝出戻り〟は大いにありだと思います。

今回進めている案件はそういった、過去に勤めた病院にまた興味があるという医師、また過去1度一緒に働いた方に戻ってきてほしいという病院様からの依頼です。

とはいえお互い知っているとはいえ、条件交渉については若干やりづらいところがある。

そのあたりを我々がご支援していきたいなと思っております。

このブログを読んでいただいている先生で、以前勤務したところに出戻りしたいという方はぜひ一度ご相談くださいませ。

これからの医師はコミュニケーションが何より大事

2016年07月18日

医師のキャリアコンサルタント、中村正志です。

さて本日のネタですが「これからの医師はコミュニケーションが何より大事」ということにしました。
私が個人的に思うことをお話ししたいと思います。

最近、というか昔から一定の割合で、若い先生や研修医のキャリア相談に乗ると

『人とコミュニケーションするのが苦手』ガーン

という方に出会います。

まぁ、私もこういう仕事をやっていますが、実はコミュニケーションがうまいとはあまり思っていません。
1人が結構好きだし。。。(;^_^A

ただ一般のビジネスをしていると、人とコミュニケーションを取らずに仕事なんか出来ない訳で、社会人として生きていくためにそれは絶対に必 要です。そのため私も結構苦労しながら先輩に付いて学び、少なくとも仕事の上では積極的にコミュニケーションを取れるようになりました。ニコニコ

私のこれまでの経験を踏まえると、コミュニケーションというのはある程度鍛えることができ、苦手であっても克服はできるものと思っています(病気の場合はわかりませんが。。。)。

そのような観点に立つと医師の方が、人とのコミュニケーションが苦手で、放射線科や病理、基礎研究などのに進みたいとおっしゃるのは少し残念な気がしま す。上記のようなマイナー科や基礎研究においてもコミュニケーションは大事ですし、病理なんて他科の医師とのコミュニケーションなしではありえません(お互いの立場あがあるので結構ヘビーなものになったりするとお聞きします)

また今後は慢性疾患の高齢者を主に診るジェネラリストのニーズがますます高くなっていくため、コミュニケーションはものすごく重要です。

そういう意味では、

1にも2にも

医師にはコミュニケーション力が必要です!!!

もちろん医師になる最低限の学力は必要だと思いますが、医師になるにはコミュニケーションが必要不可欠であることは十分認識したうえで医学部受験をお考えいただきたいと思います。

大学を紹介する

2016年07月15日

医師のキャリアコンサルタント、中村正志です。

さて、本日のネタですが「大学を紹介する」ということにしました。
ある女性医師のキャリア相談を受けた際にアドバイス(=情報提供)したことになります。

その先生はある事情で臨床から離れていましたが、また復帰したいと考えられて相談にいらっしゃいました。一定の医師としての経験がおありですが、ブランクが気になり今後どうしていいかが分からないということでした。

一通り話をお伺いした後、私が提案したのはある大学の復職プロジェクト。

大学なので私の会社とはビジネス上の取引はありません。

ただその先生を我々のお付き合い先にいきなり紹介してもなかなかマッチングは難しいと判断し、情報提供をした次第です。

実際、その先生は現在私が紹介したプロジェクトを受けられ、一定の満足をされているご様子。

キャリアコンサルタントとしてなかなか良い仕事が出来たのではないかなぁと思っております。ニコニコ

医学部の留年・休学・退学者数

2016年07月07日

医師のキャリアコンサルタント、中村正志です。

さて、今回のネタですが、医学部の留年・休学・退学者数ということにしました。
ある先生がSNSに投稿されていた記事を見てへぇ~と思ったことになります。

その記事というのは

全国医学部長病院長会議 定例記者会見 2015年3月
https://www.ajmc.jp/pdf/150319_01.pdf

のもの。

学力の低下問題にからんで、全国の医学部の留年、休学、退学者数をデータ化しています。

私が書いた本の中でも医学部に入り、卒業するまではとっても大変であることを述べていますが、実際の数を知ったのは初めてです。

1年生と2年生の数が多いのでそれを比較してみると

1年生・・・留年者210名、休学者71名、退学者31名
2年生・・・留年者466名、休学者112名、退学者46名

資料によると平成21年度以降の医学部の定員増加から留年者や休学者が増えているようです。
全体の数が増えれば何らかの事情でストレートに進級が出来ない学生も増えるのは当然かもしれませんが、実態はそれ以上の割合で留年や休学が多くなっている模様です。

特に2年生については留年、休学、退学を合わせると624名となり全体(9000名くらい)の7%が相当する数になります。

学年が上がるとそれぞれの対象者は減っているようですが、1年生、2年生でつまづくとその後の医学部生活が大変になると予想します(私立大学の場合1年留年しただけで数百万の出費になりますし。。。)。

資料においても1年、2年の時のキャリア教育が重要ということが書いてありましたが、こういった数字はもっとオープンになっていいものですね。

留年や休学も様々な理由があり、前向きなものも多いとは思いますが、そのようなリスクを認識した上で医学部を目指してほしいなと感じました。

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